コーヒーの格付け
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コーヒー学園
カフェインを除去したコーヒーは、日本では下記の定義が定められています。
カフェインを90 パーセント以上除去したコーヒーにあっては、
『レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約』
「カフェインレスコーヒー」、「デカフェネィテッドコーヒー」等と表示する。
重要なことは、100%ではなく、90%以上カフェインを除去することで「カフェインレス」や「デカフェ」として表示が可能ということになります。
大きく以下の3つの方法に分類されます。
コーヒーの生豆を有機溶媒に通すことで、カフェインを抽出する方法です。
現在はジクロロメタン(塩化メチレン)という物質が主流で、海外では出回っていますが、日本においてはジクロロメタンを使用したデカフェは禁止となっています。
カナダ・バンクーバーに本社を置くスイスウォーター社(Swiss Water Decaffeinated Coffee Inc.)が実施しているプロセスで、有機溶媒を使用せず香味影響も小さいことから、現在の主流な方法です。大手メーカーのスターバックスやブルーボトル等でも広く販売されています。
具体的な方法は、以下の流れです。
スイスウォーター社のプロセスはYoutubeでも動画公開されています。
超臨界流体の状態にした二酸化炭素でカフェインを抽出するものです。
日本でも、『超臨界技術センター』という会社で基盤研究~デカフェコーヒーの開発が行われています。
(参考)超臨界技術センターHP
http://www.sctc.co.jp/decaf/
商品数が少ないですが、ネットで購入できるカフェインレスコーヒーのおすすめは、ブルーボトルコーヒーです。楽天で買えます。意外にもしっかりとした香りがあり驚きました。
デカフェ×睡眠の質を向上させてくれるGABA(ギャバ)成分を配合した商品もあります。