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コーヒーハンターと呼ばれる男

greatcoffee
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株式会社ミカフェート代表であり、『コーヒーハンター』と呼ばれる川島良彰氏について解説します。

テレビや雑誌などメディア出演も多く、日本航空(JAL)機内で提供されるコーヒーの監修や、過去はマクドナルドのコーヒー、サントリーのBOSS商品も監修をされていました。

コーヒーハンターの経歴

生まれながらコーヒー一筋の人生を歩んでおられます。

  • 1956年 静岡県のコーヒー屋『コーヒー乃川島』長男として誕生
  • 1975年 高校卒業後、エルサルバドルのコーヒー研究所に単身留学
  • 1981年 コーヒー大手『UCC』に入社以降、ジャマイカやハワイでコーヒー農園経営に携わる
  • 『UCC』役員になるも退社
  • 日本サステナブルコーヒー協会を立上げ
  • 2008年 株式会社ミカフェートを起業

コーヒーハンターとは?

なぜ彼がコーヒーハンターと呼ばれるのか。

それは、彼が1999年マダガスカルの東に位置するレユニオン島で絶滅したとされている幻の『ブルボン・ポワントゥ』と呼ばれる品種を発見、一大プロジェクトとして復活させたためです。


ちょうど20年後の2019年には、キューバで19世紀の「ティピカ」を発見しています。
これは、当時コーヒー生産が盛んな時代に現地で栽培されていた品種です。
NHK『ザ・ヒューマン』という番組でも密着映像が放送されました。
https://www.nhk.jp/p/ts/6GLVG6Q9P4/episode/te/Z59X7MRK6L/

2023年66歳になる今もなお、世界を飛び回りまだ見ぬコーヒーを探し求める圧巻のバイタリティです。

株式会社ミカフェート

2008年の創業以降、複数店舗も経営され、今では「GINZA SIX」の最上階13階に店舗も構えています。

『MI CAFETO』スペイン語で”私のコーヒーの樹”を意味するこの名前には、お客様ひとりひとりに”私の”と思っていただけるコーヒーの樹を一本でも多く育てようという熱い想いが込められています。それは、選ばれたコーヒーの果実を育てる特別な農園に立つ、誇り高き一本の樹なのです。
(出典)ミカフェート企業サイト https://www.mi-cafeto.com/aboutus

新しい品質基準

コーヒーの等級は、生産国ごとに輸出規格が決められており、標高や豆の大きさによって分類されています。

ミカフェートでは、品質に応じた対価を払うという視点で、独自の品質ピラミッドを作り、価格差をつけて展開しています。

最高峰の『グラン・クリュ・カフェ』シリーズは、徹底的にこだわり抜いたコーヒー豆を1万円~という価格で販売されています。

また、“すべてのコーヒーをおいしくする”を企業のミッションとしており、手頃な価格帯(約1000円~)でも、日本への定温コンテナを使用した豆の輸送や、焙煎後も密閉のペットボトルで香りを逃さず鮮度維持をする工夫を凝らした『カフェ・レボルシオン』シリーズも展開しています。

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