ケニア産コーヒーを解説
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コーヒー学園
ハワイ産コーヒーとして有名な「コナコーヒー」と「カウコーヒー」を解説します。
世界的にも有名な「コナコーヒー」の産地として知られているハワイ産コーヒー。
生産量は少なく、世界の生産量ランキングでも約30位、世界の全生産量に占める割合も0.1%程度(年によって変動)です。
ハワイ産コーヒーの基礎データ
収穫期:8月~1月
標高:コナ 150~900m、カウ 500~650m
栽培品種:ティピカ
ハワイ州の政府は、スクリーンサイズ(豆の大きさ)と欠点数のよってコーヒーの等級を定義しています。
「Kona Extra Fancy Type1」といった記載がある商品は、コナ産のなかで最上級グレードであり、最も豆が大きく欠点数が少ない豆を使用したコーヒーであるということになります。
等級 | スクリーンサイズ(豆の大きさ) | 欠点数 |
---|---|---|
Extra Fancy | Type1:19以上 Type2:13以上 | 8粒/300g |
Fancy | Type1:18以上 Type2:12以上 | 12粒/300g |
No.1 | Type1:16以上 Type2:10以上 | 18粒/300g |
Select | 16以上 | 5%以下 |
Prime | ー | 15%以下 |
「コナ」と「カウ」はどちらもハワイ島で栽培・収穫されるコーヒーですが、その栽培地区が異なっています。マウアロア山の西側で栽培されるのが「コナコーヒー」、南東で栽培されるのが「カウコーヒー」です。
同じハワイ島で栽培されているにもかかわらず、育った土壌や日照条件、雨量といった気候条件によって風味が大きく異なっています。
コナコーヒーの大きな特徴は、柑橘系の爽やかな酸味が感じられることです。苦みが残らないので口当たりが良く、上品な甘みとコクが感じられるコーヒーです。
カウコーヒーはオバマ元大統領の推薦によりホワイトハウスの晩餐会で提供されたことで知名度が上がりました。このコーヒーはコナコーヒーほど酸味が強くなく、マイルドな口当たりが大きな特徴です。
どちらも他産地のコーヒーと比較するとバランスのとれた、とても飲みやすいコーヒーです。